テレビを見ていて、活躍している方は、
何かと小さい時から、親から受けた影響を感じる。
例えば、「家にはいつも音楽が流れていた」
とか。


2、3日前にあさイチに出ていた、「RED」の原作者
島本理生さんは、「親が大の本好きで、小さい頃から
太宰治や三島由紀夫を手渡されていた。」って。
その映画を撮った女性監督さんも「映画好きな父に
連れられ、いつも映画館に通っていた」と話してた。


子どもの好きを伸ばそう!とかっていうけど、
それはもしかしたら違うのかもって思った。
そんなの待ってたら、いつまでも何も芽が
でないんじゃないかって自分の子どもを見て
思う。


もっと、親が自分の好きなことを子どもに
押し付けてもいいのかも。自分の遺伝子が入っている
のだから50パーセントの確率で、その子も好きに
なるかも。そしたら、小さいうちから始めるに
越したことはない。


でも、はたと考えてそこまで熱を入れて
生活の一部になるほど私に好きなものがあるか!?


私は外国(ヨーロッパ)映画が
好きだったのに、結婚してから全く見なくなった。
音楽も好きだけど、全く聴かない時期もあった。
一時期写真を撮っていたこともあったし、
(最近はネコの写真撮ってます)
絵本を描いていたこともある。でも、結局
色々なことに手を出し、細く長くで、
これ!というものがない。


あ~あ、結局そういうタイプの遺伝子を
子どもも持っているということか・・・。
親からのGIFT(ミスチルか!?)渡せていないよ。
ゴメン!


でも、もし子どもが小さい頃に戻れるとしたら、
もっと自分の好きなことを優先していいんだと
思う。子育てに忙しくて、余裕がなくなって
しまって、いつの間にか好きなことをやらなくなって
しまうけど、意識してでも続けた方がいい!
子どもも巻き込んで続けた方がいい。
それがもしかしたら子どもへのGIFTに
なるかもしれないから。