昨日は私、吸魂鬼にやられてました。
ハリーポッターに出てくる、あの黒い影の
ような、ハロウィーンに似合いそうな
あいつです。
幸せな気分、幸せな思い出もをすべて吸い取り、
エネルギーを吸い尽くすものとして登場します。
子どもが不登校中にハリーポッターの大ファンに
なり、本はもちろん映画もDVDレンタルで
全部一緒にみました。
発達障害の特徴なのでしょうか?
子どもはテストや目前に何か気掛かりなことがあると、
何も手に付かなくなり、自己否定・自己卑下が始まり
愚痴やマイナス思考を、「お願い、止めて!」
というまで永遠しゃべり続けます。
脳が暴走しているんだと思います。
私は人の気持ちの影響を受けやすいHSP体質なので、
「お母さんの頭がおかしくなるから止めて!」と
言っても止めてくれないときは、別室に逃げます。
昨日は久しぶりにうつ状態になり、止めていた
安定剤を四分の一に割って飲みました。
子どもの前で嫌な顔をしたり、「マイナス思考過ぎて
迷惑」という態度をありあり出してしまうと、
鏡の法則により、
子どもが自分のセルフイメージをますます
「ダメなもの」「人から嫌われる」として
強固にしてしまいます。
何とか子どもに自己肯定感をつけさせたいと
日々励まし寄り添っているつもりなのに、
自己肯定感が低い原因が自分のせいでもあると
思うと、(発達障害の特性もあるのだと思いますが)
ますますこの蟻地獄から抜け出せないようで
うつ気分から抜け出せませんでした。
分かってはいるけど、ストレスと感じるのは
事実で、拒絶反応なので、なかなか自分を抑える
ことが出来ません。なるべくそうなった時は、
あまり表情を変えずに、用を思い出したように
子どもと距離を取るということが最善なのかも、
と昨日一日考えました。
普段が密着し過ぎた親子関係なので、
なおさら甘えから、全てを私に投げ出して
しまうことによって起こる弊害です。
子どもの困った態度に対するトリセツが必要
自分がストレスを感じた時のトリセツが必要
そう感じていたら、たまたま今日NHKの
「あさイチ」が「発達障害キャンペーン」の
一環で、特集を組んでいるのを見ました。
気持ちがリセットされました。
同じようにトリセツ作りにがんばっている
人がたくさんいる。
今日子どもが帰ってきたら、笑顔で迎えて
あげよう。吸魂鬼は去ってくれた。
NHKのあさイチのホームページ
発達障害「困りごとのトリセツ」
には当事者の「実際こうしたら良かった」体験談
がたくさん事例ごとに載っているそうなので、
後で見てみようと思います。
朝、なかなか起きられなくて困っているとか、
発達障害であっても、なくても役に立ちそうです。