ポツンとカサンドラ

パニック障害 カサンドラ症候群 子どもの不登校からの回復記   

カサンドラ状態によって引き起こされる、様々な身体と心の病気の情報を掲載。
パニック障害や、子どもの不登校問題に取り組んだ記録です。
読んで下さる方と、一緒に乗り越えてゆくためのブログです。

久しぶりに投稿します。
何だか不思議なんです。完璧ではないけど、
穏やかな日々です。



ネコの癒しパワーか、勉強会の成果か、
今カサンドラ自助会で、改めて勉強し直して
いるせいか、喧嘩することもなくなり
(接点が減ったということもあり)
心にようやく静けさが戻ってきました。



何がきっかけで、カサンドラ状態から
抜け出せたか、説明できるようになったら、
説明します。



不思議と自助会を始めるようになったら、
睡眠導入剤ともさよならできました。
それが何より嬉しい!



自助会についてのブログは別に作りました。
(何かの参考になれば嬉しいです。)



ここへ来ることは少なくなってしまうと
思いますが、本当にブログを始めて良かった!
色々な方のブログが本当に参考になりました。



時には自分のことを反省したり、
時にはそれじゃああんまりにもだんなさん
かわいそうだよーと思ったり。



でも、ここでは周りの声を気にすることなく、
心の重荷を吐き出せる場でした。
だから毒も吐ける(笑)



ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!

ヤフーのネットニュースに先日
テレホン人生相談の記事が載っていました。



なんかピンときたので、シェアしたいと
思います。





そうなんです。 思った通り発達障害なのは
奥さんではなく、だんなさんの方だと思いました。



自分はきっと給料もそこそこいい、
安定した仕事につけて、奥さんのパートの
お給料と比較している箇所がありますが、



そんなに低いパート代で、どうして家事が
きちんと出来ないのか、日頃から奥さんを
責めているようなのです。



奥さんは精神を病んで、ついには入院までして
います。でも、どうもこの相談者の男性は
自分のせいだとは、分からないようなんです。



今までの結婚生活でどんなやりとりがあった
のか分かりませんが、きっと奥さんは繊細な人で、
ご主人に理不尽なことを言われても言い返さず
自分の中で溜め込んでいた、もしくは言っては
いたけど、途中でエネルギーが枯渇して
絶望的になってしまったのだと思います。



そもそも、愛情を感じられない結婚生活自体、
ストレスが多く、エネルギーがなくなって
普段の家事に支障が出ていた可能性もあります。
家の中より、外の方が気持ちが休まるのでしょう。



以前の自分を見ているようで、胸に突き刺さる
記事でした。奥さんは追い込まれていたんだ。



もしかしたら、奥さんも相手と同じASD
もしくはHSPの可能性もあります。
どちらも繊細で傷つきやすいですから。
「奥さんとはこうあるべきだ」と洗脳され、
自分も強いこだわりを持って、不出来な自分を
責め過ぎてしまったかもしれません。



相手にNOが言えず、自分を後回しにして
しまう、アダルトチルドレンもカサンドラ状態を
こじらせやすいかも。
相手からの愛情ばかり求めてしまうとこもあるし。



自分の特性が分かってきて、私も少しづつ
カサンドラから脱却できています。
今の私だったら、自分の家の中での仕事の
不出来を素直に認めつつ、どこか聞き流し、
相手のモラハラの証拠集めに目を光らせて
いることでしょう。ようするにしたたかに
なってきました。



この記事は同時に「ああ、こういう風に
アスペルガーの男性は、自分の特性に全く
自覚を持っていなくて、相手こそがおかしい」
というものの見方をしているんだなーと、
分かる例でした。


前回渡した本を少しでも読んでくれたのか
分からないけど、若干良い方への
変化を感じられます。



私が怒ってしまう理由がほんの少しでも
理解出来たら、私への敵意も薄れるはず。



逆をいえば、私も夫のことをもう少し理解すれば、
夫への敵意が薄れるはず。



突然キレて、制御の効かないほど
怒ってしまうことがあります。



それが彼を、「自分こそが被害者」だと
思わせている一因です。
たとえ原因が夫だとしても、普通一般的に
考えて、キレて物を投げた方が悪者です。



子ども同士のケンカだって、手を出した方が
「ごめんなさい」させられるにきまってます。



分かっているから、その度に自分を責めて
しまうけど、どこかで「私は怒って当然」
とも思っています。でもやはり、



自分で自分をコントロールできないというのは
自分を信じられなくなります。
不眠症と一緒で、自分に自信がなくなります。



だいぶ前にそのキレる状態のことを
アンガーアタックという言葉があることを
知りました。



本当に長い間、家庭内で自分の意見が通らない、
頼んでもやってくれないことが多く、
家庭内の運営が上手くいってませんでした。



共に生活していく上で、お互いに協力し合う
のが当たり前なのに、それを理解してくれない
人いて、自分の思うようにならない状況に
何度も陥ると、物凄いストレスが溜まります。



お前の意見なんて、聞く必要がないとずっと
言われているように感じてました。



度重なる絶望感・ストレスが原因で、脳の偏桃体
(悲しみ・不安・恐怖を感じ取る場所)が
肥大化して、制御できなくなったのだと
思います。パニック障害がその一つの症状です。



子どもを虐待してしまう親の脳内も
同じことが起こっているのだと思います。
やってはいけないことだけど、やはり
脳が正常に機能出来ないほどのストレスを
受けた後の精神病の一種です。
(ストレス耐性は人それぞれです。)



その方の行ったことを肯定は絶対しないけど、
同情はします。
早く病院行って、入院でもして休んでって。
これは、心(脳)の病気ですよって、
言ってあげたい。



もし、夫に対してもしくは子どもに対して
そうなってしまう方がいたら、
自分を責めず、早くどこかに助けを求めて
くださいね。




↑このページのトップヘ